高知県土佐清水市の自然の中で栽培しているバナナが実り、収穫の時期を迎えています。
たわわに実をつけたバナナの房。土佐清水市下ノ加江の中島和信(なかじま・かずのぶ)さんは太平洋を望む山の斜面の土地を借りて整備し、タイ原産のナムワバナナを2種類、栽培しています。その数は、65株ほどあり、高さ7メートルほど伸びた木に大きな葉が茂っています。この場所は強い風が当たらず、一日を通して日当たりが良いためバナナの栽培に適しているそうです。
バナナの実は花が咲いてから100日が経つと収穫時期の目安で、25日、中島さんは数十本の実が付いた房を丁寧に切り取っていました。収穫したバナナは1週間から10日ほど経つと熟して食べごろになります。
(中島和信さん)
「嬉しいですよ。自分が一生懸命、作ったがを食べてくれる、『美味しい』って言われたら作り甲斐があるし…」
収穫は11月中旬ごろまで続きます。中島さんは、バナナを事前に注文があった人や地元の人達に販売していますが、数が多く実れば四万十市にあるJAの販売所にも出品するそうです。
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