24日に行われたプロ野球の『ドラフト会議』で、新潟県関係では、帝京長岡高校の茨木佑太投手と、オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブの下川隼佑投手の2人が夢への扉を開けました。

帝京長岡高校では、茨木佑太投手が野球部員や両親らともに指名を待ちました。
ところがなかなか名前が呼ばれず、育成枠での指名に期待をかけます。

そして会議の開始からおよそ3時間、ついにその瞬間が…。
茨木投手は、一緒に戦ってきた仲間と歓喜の瞬間を分かち合っていました。

「支配下で選ばれなくて少し残念な気持ちはあったんですけど、とてもうれしく思います」
「まだ育成なので、これからは這い上がるしかないと思うので、しっかり結果で返せるように、(両親らに)感謝を返せるようにやっていきたい」

最速145km/hのストレートと、3種類の変化球が持ち味の茨木投手。
「投げ合いたいピッチャー」として、2022年に阪神へ入団した兄・秀俊選手の名前を挙げました。

「日本シリーズだとか、セ・パ交流戦であったりとか、そういうところで投げ合えれば一番いいかな」

新潟市中央区に用意されたパブリックビューイングの会場では、オイシックスのファンが集まって球団メンバーの指名を待ち続けました。

「いつもの年より今回はドキドキが多いです」
「楽しみ」

そしてヤクルトから育成3位で下川隼佑投手が指名を受けた瞬間、会場には歓喜の声がこだましました。

右のアンダーハンドで、今シーズンにはイースタンリーグ最多奪三振のタイトルを獲得した下川投手。
「とても嬉しかったです。来年すぐに支配下に上がって活躍できるようにしたい」

一夜明けた25日の朝、三条パール金属スタジアム(三条市)で下川投手は、一軍の舞台に向けて「まだまだ頑張らないと」と、気持ちを新たに汗を流していました。

「自分が活躍することで、オイシックスに入ろうとか、オイシックスからプロに行こう、というふうに思ってもらえるようになりたい」

夢の舞台の“入り口”に立った2人。
今後のNPBでの活躍が期待されます。

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