新潟県長岡市で回収され、その後の簡易検査で「A型鳥インフルエンザウイルス」の陽性反応が確認されたオオタカについて、環境省のその後の遺伝子検査で、「高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)」が検出されました。新潟県内では今年初めてです。
オオタカは長岡市で見つかり、県愛鳥センター紫雲寺さえずりの里に運ばれていて、簡易検査で鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されたことから、環境省が詳しい検査を実施していました。
新潟県によりますと、オオタカが回収された地点から半径10km圏内の野鳥監視重点区域内の養鶏農場で異状はないということで、あらためて防疫対策の再徹底を指導したほか、区域内で野鳥の大量死などがないか、調査を行うとしています。
高病原性鳥インフルエンザが新潟県内で確認されるのは今年初めてで、新潟県は野鳥が死亡していても直ちに鳥インフルエンザへの感染を心配する必要はないものの、同じ場所で多数の鳥が死んでいる場合は、素手で触らずに最寄りの地域振興局健康福祉(環境)部または県庁環境対策課に連絡してほしいとしています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。