今年8月、福岡県田川市で縁石に衝突する事故を起こし、同乗者にけがをさせた上、そのまま逃走したとして21歳の解体作業員の女が逮捕されました。
女はパトカーの追跡を受けていました。
過失運転傷害と救護義務違反の疑いで逮捕されたのは、福岡県川崎町に住む解体作業員木森智慧容疑者(21)です。
木森容疑者は8月31日午後11時ごろ、田川市白鳥町で運転する軽乗用車を道路の縁石に衝突させ、一緒に乗っていた16歳と14歳の少女に軽傷を負わせた上、そのまま逃走した疑いが持たれています。
同乗していた少女は木森容疑者の知人で、車には他に10代の少年と幼児も乗っていましたが2人にけがはありませんでした。
警察によりますと木森容疑者は、田川市内のスーパーマーケットの駐車場で2つの区画にまたがって車を駐車していたため警察官が職務質問をしようとしたところ逃走。
パトカーが1・7キロほど追跡したところで事故を起こしたとみられています。
取り調べに対し木森容疑者は、「パトカーから逃げるためにスピードを出し過ぎて曲がり切れずに事故を起こしました。救護措置を取らずに警察に届けなかったのも間違いありません」と容疑を認めているということです。
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