JA熊本市の職員が顧客の貯金を不正に解約して、約500万円を横領していたことが明らかになりました。
横領していたのはJA熊本市(熊本市農業協同組合)の40代の男性職員です。
職員はJA熊本市の支店に勤務し、この女性を担当していましたが、女性が職員から受け取った証書などに不審な点があったことから、JA熊本市に相談したということです。
横領された解約金は約500万円で、女性は刑事処罰を望んでいないということです。JA熊本市は既に女性に弁済していて、弁済分は男性に請求しています。
JA熊本市によりますと、今月1日に熊本市に住む高齢女性から「定期貯金証書は偽造されたものではないか」と相談がありました。
これを受けて内部調査をしたところ、2021年12月23日に女性の貯金が不正に解約されていたことが発覚し、男性職員は「私がやりました」と横領を認めたいうことです。
男性職員は発覚後に体調を崩して仕事を休んでいるため、詳しい聞き取りができておらず、動機や金の使い道などはわかっていません。
JA熊本市は今後、男性の処分を検討しています。
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