大型の台風21号「コンレイ」が25日発生しました。マリアナ諸島の熱帯低気圧が発達したもので、西北西に進んでいます。
気象庁によりますと25日午前6時、マリアナ諸島の熱帯低気圧が台風21号になりました。
台風は1時間におよそ15キロの速さで西北西へ進んでいます。中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心から半径650キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
▼台風の中心は12時間後の25日午後6時にはマリアナ諸島の半径85キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。
▼24時間後の26日午前6時にはマリアナ諸島の半径120キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。
「コンレイ」はカンボジアの “伝説の少女”
台風20号の名称「コンレイ」は、カンボジアが用意した名前で「伝説の少女の名前」に由来しています。
台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されます。
一方、台風20号は南シナ海をゆっくり西へ進む…
一方、フィリピンの西にある台風20号「チャーミー」は25日、南シナ海をゆっくりと西へ進んでいます。
続いて3時間ごとの雨と風の動きをシミュレーションで見ていきます。
雨と風のシミュレーション 25日(金)
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