地球温暖化による気候変動をめぐり、学生らが電力会社などに、二酸化炭素の排出量削減を求めた裁判が名古屋で始まりました。



訴状などによりますと原告の10代の学生を含む若者らは、地球温暖化による暑さが原因で学校で熱中症になりかけたり、運動会が延期になるなどの影響を受け、日常生活を害されたと訴えています。

原告はJERA(ジェラ)や主な電力会社などあわせて10社に対して、2030年度と2035年度の二酸化炭素の排出量を削減するよう求めていて、24日、名古屋地裁で口頭弁論が開かれました。

被告の電力会社などは、将来の差し止めを求める原告側の今回の請求は認められないなどとしていずれも原告の訴えを退けるよう求めています。

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