大阪・大東市にある老舗映像機器メーカー「船井電機」が裁判所から破産手続き開始の決定を受けました。業績回復のめどがたたなかったということです。
東京商工リサーチによりますと、破産手続きの開始決定が出たのは、大阪府大東市に本社を置く「船井電機」です。1961年設立の船井電機は、液晶テレビやDVDレコーダーの製造などで業績を伸ばし、ピーク時には売上高が3500億円を超えました。
しかし、その後は、台頭してきた中国メーカーとの競争激化などで業績が低迷。出版事業などを手がける企業の傘下に入り、経営再建を進めていましたが、業績回復のめどがたたなかったということです。
負債額は今年3月末時点で461億円に上るということです。
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