衆院選と参院岩手選挙区補選の投票日が3日後に迫る中、若い世代にもっと選挙に関心を持ってもらおうと、岩手県立大学で模擬投票が行われました。
模擬投票は岩手県選挙管理委員会が行ったもので、県立大学の学生140人が参加しました。
全国的に10代から20代の若者の投票率は低く、県内でも若者の投票率の向上は大きな課題です。
24日は学生たちが各党の公約を確認することで投票先を決めるプロセスを学びました。
今回の模擬投票は、実際の選挙の日程と重なったことから、衆院選に候補者を擁立している政党や政治団体に投票する形で実施され、学生たちは選挙広報を見ながら模擬投票を行っていました。
(女子学生は)
「初めて関心を持って模擬投票できたことにドキドキしたしうれしく思いました。大学の授業料無償化でいろいろ探してきょうは投票した」
(男子学生は)
「最低賃金の引き上げに重きを置きました。ほとんどの政党が最低賃金1500円以上と挙げていて、1500円という具体的な数字はわかったが、それを実現するために具体的にどういう政策を挙げていくのかが気になった」
学生たちは身近な課題に対する各政党や政治団体の考えを知ることで、投票の重要性を学んでいました。
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