長野県は25年度の予算編成で、人口減少への対応などに力を入れる一方で、歳出の増加に対応するための行財政改革に取り組む方針です。

阿部知事は24日、25年度当初予算編成の方針を示しました。

現時点での試算では、社会保障費や人件費の増加などで歳出を1兆477億円、歳入を1兆364億円と見積もり、113億円の財源が不足する見通しです。

このため業務の見直しや効率化、デジタル化などを進め、部局長や地域振興局長の裁量で使える経費を今年度より5%減らすなどの基準を設けます。

また、予算編成の重点項目として、人口問題への対応、ゼロカーボンの加速化、デジタル技術の活用などを挙げています。

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