盛岡南高校で23日、体育科で学ぶ生徒による実技発表会が行われました。長年続けられてきた伝統行事ですが、不来方高校との統合に伴い今年が最後の開催です。
盛岡南高校の「体育科実技発表会」は、高校進学を控えた地域の中学生に学校の魅力を伝えようと長年行われてきた伝統行事です。
しかし盛岡南高校が2025年度不来方高校との統合で「南昌みらい高校」となるのに伴い、実技発表会も今回が最後の開催です。今回は中学生ではなく、保護者に加えて不来方高校と花巻南高校で体育を学ぶ生徒たちが招かれました。
中でも見応えがあるのが「集団行動」で、訪れた人たちは一糸乱れぬ動きに見入っていました。
(不来方高校生徒)
「声がすごくそろっていて綺麗でした。自分たちはやったことがないので、一緒にやってみたいと思った」
また南昌みらい高校が不来方高校の校舎の使用を決めていることから、23日は地域への長年の感謝の気持ちを込めて、学校のある地区に伝わる伝統さんさも披露されました。
(生徒は)
「集団行動とか体育科体操を経験できたことによって、みんなで一体感を持っていろいろ合わせたりできたので良かった」
「(今日の集団行動は何点ですか?)100点です、今までで一番良かったです」
「 私たちは最後の卒業生でもあるので、今まで先輩方が引き継いできた伝統をしっかりと最後まで守ることができて良かったです」
最後の実技発表会に臨んだ生徒たちは、最高のパフォーマンスでこれまで多くの卒業生たちがつないできた伝統をしめくくりました。
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