2004年10月23日の17時56分に発生した『新潟県中越地震』から20年。
地震を経験していない小千谷市の子どもたちは毎年、学校給食を通じて地震や防災について学び続けています。
小千谷市では23日に、“防災食”の特別給食が提供されました。
パックご飯に、備蓄用の食材で作ったカレー、缶詰や乾物を使ったサラダなど…。
この「防災給食」は、災害時の環境や、備蓄・食事の状況を知ってもらおうと、『中越地震』の起きた10月23日に毎年、小千谷市内全ての小中学校と特別支援学校で提供されています。
【千田小学校 6年生】
「マジうますぎます。グッドです!」
「昔、避難してた時の人がこういうのを食べていたんだな、ということを考えながら食べました」
給食を食べた後、子どもたちは震災や防災について意見を発表しあいました。
「私の家は20年前に中越地震で家がちょっと崩れたので、家の崩れた部分を見ると大変だったなと思う」
「お家の人と避難場所などを考え、冷静な行動をできるようにしたいです」
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