岡山市東区の期日前投票所で、投票用紙が誤って二重交付され、二重投票となる事案が発生しました。

二重投票があったのは、岡山市東区の上道地域センターの期日前投票所です。きのう午後、すでに知事選、衆院選、最高裁裁判官国民審査の投票を済ませている60代の男性が、衆院選と裁判官の国民審査の投票所入場券を持って訪れ、受付を手続きを済ませた上、それぞれの投票を行いました。

その後、投票者数の確認を行った際に、管理している端末の投票者数より投票用紙発の交付数の方がそれぞれ1枚多いことがわかり、事務処理のミスが発覚したものです。

岡山市東区選管によりますと、受付を行った際、選管の端末にはすでに投票済みと表記されていましたが、対応した職員が、前回は、県知事選だけ投票したと思い込み、投票用紙を発行したということです。なお、この票は他の票と区別できないため有効票として扱うということです。

岡山市東区選管では、今後は、複数人での確認の徹底や、端末でエラーが出た時には必ず投票所の責任者に確認するなどして再発防止に努めるとしています。

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