23日、航空自衛隊美保基地が、今年度上半期の航空部品の落下について、2件の事案を公表しました。
落下部品は2種類、3点で、1つは、C-2輸送機の補助翼を保護するゴム製の右エルロンシールの一部です。
2024年5月17日午後2時4分から午後3時56分頃に美保飛行場から日本海上を通過し、美保飛行場への飛行中に落下したとみられています。
落下したのは2点で、それぞれの大きさは
①長さ約20ミリ、幅約15ミリ、厚さ約2ミリ、重さ1グラム
②長さ約25ミリ、幅約15ミリ、厚さ約2ミリ、重さ1グラム
となっています。
もう1つは、T-400練習機のエンジンへの空気取り入れ口の部材を取り付けるニッケル鋼製のリベットです。
2024年5月30日0時16分から午後1時43分頃、浜松飛行場から美保飛行場への飛行中に落下したとみられています。
大きさは直径7ミリ、厚さ2ミリ、重さ1グラムです。
航空自衛隊美保基地によると、これらはいずれも部品の落下による影響が少ないと判断されたもので、航空機への影響も軽微だということです。
こうした情報は6か月に1度公表していて、下半期の情報については2025年4月に公表するということです。
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