中越地震の発生から23日で20年です。当時、車での避難生活によるエコノミークラス症候群が初めてクローズアップされました。中越地震20の記憶です。
本震から2か月間に震度5弱以上の余震は18回に上りました。
車の中で夜を過ごす被災者も目立ちはじめ、新たな悲劇を生みました。エコノミークラス症候群でした。
エコノミークラス症候群が原因で4人が死亡しました。
新潟大学の榛沢 教授の調査で、車で避難生活を送った人の31%に血栓などが確認されました。
【新潟大学 呼吸循環器外科 榛沢和彦 医師】「危険性でいえば、4時間以上じっとしていたら血栓ができる可能性がある」
中越地震の教訓は生かされました。その後の災害では車に避難する人は減り血栓が確認された被災者は激減しました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。