衆議院選挙の期日前投票が進むなか、若者の投票率を上げようと22日、長崎県長与町にある県立大学シーボルト校に期日前投票所が設置されました。

期日前投票所が設置されたのは、長崎県立大学シーボルト校の構内です。若者の投票率向上を目指して設置され、長与町に住民票がある学生、それに大学職員や地域住民らがここで投票できます。講義の合間の休み時間に、学生たちが投票に訪れていました。

投票に来た学生(1年生):
「新潟出身なんですけど、やっぱり長崎のこと(場所)わかんないので、大学のなかにあってくれると便利で非常に良いなと思います」

選挙をより身近に感じてもらおうと、受付や投票用紙の受け渡しなどは学生が行っています。

スタッフ 長崎県立大学 川野智夏さん(2年生):
「今回携わって初めて、自分自身も選挙に実際に足を踏み入れてみたいと感じることができました」

長与町選挙管理委員会書記 村山慶太さん:
「大学内に投票所を設けることで選挙を身近に感じてもらって、貴重な選挙権を行使していただきたいと思っています」

長崎県選挙管理委員会によりますと、前回2021年の衆議院議員総選挙の投票率は、県内は56.89%、その中でも18歳~19歳は42.29%、20歳~24歳は29.44%でした。

県立大学シーボルト校の投票所は22日と23日の2日間限定で、午前11時から午後5時まで開かれます。

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