青森県横浜町で、衆議院議員選挙と合わせて行われている「最高裁裁判官の国民審査」で棄権を申し出た人の投票用紙を、職員が誤って投票箱に入れていたことが分かりました。
横浜町の選挙管理委員会によりますと、21日に期日前投票所を訪れた有権者1人から最高裁裁判官の国民審査の投票を棄権するという申し出がありました。
対応した職員は本来、国民審査の棄権者として投票用紙を手元に残すべきところ、誤って投票箱に投票用紙を入れたということです。
居合わせた投票管理者や立会人が、有権者本人ではない人が投票したことを疑問に思い、誤った手続きであることが発覚しました。
横浜町は、この投票を「有効票」として取り扱うことを決めたということです。
横浜町は、選挙に携わる職員の説明や理解が十分ではなかったとして、再発防止策の徹底に努めるとしています。
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