平和学習に取り組む広島市の高校生がVR=仮想現実を使って原爆投下前後の街の様子などを疑似体験しました。
VRで疑似体験したのは広島市立広島商業高校の生徒、およそ30人です。このVRは原爆の悲惨さを知ってもらおうと広島市が無料で貸し出しているものです。
原爆投下前の街並みや人々の様子に加えて原爆投下の瞬間や被災後の街の様子などを360度の映像と音声で視聴することができます。
参加した生徒
「(原爆の)話だけは聞いたことあったが、映像で見たことがなかったので良い体験ができた」
「目の前に爆弾が落ちて、一気に熱風が広がるのを見たから怖かったです。
話で聞いたら全然想像できないからVRの方が想像したやすい」
生徒たちは来月30日から2日間、地域の人たちにVRを体験してもらうイベントを計画しているということです。
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