高級腕時計「ロレックス」150点以上、総額約2億8000万円相当を配送中に車ごと盗んだとして、山口組系の傘下組員の男ら2人が逮捕された事件で、警察は新たに男ら2人を逮捕しました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、住居・職業不詳の森北健二容疑者(55)と、住居不定・職業不詳の尾崎明彦容疑者(39)です。
警察によりますと、森北容疑者らは今年5月、大阪市中央区の路上で配送業者の軽ワゴン車を盗んだ疑いで逮捕されていて、車には高級腕時計「ロレックス」172本、約2億8000万円相当が積まれていました。
この事件を巡っては、六代目山口組系の暴力団員で住所不定の大西真也容疑者(52)、住居不定・無職の吉川俊男容疑者(55)、リーダー格とみられる住居不定・自称アルバイトの村田徹容疑者(52)が既に窃盗の疑いで逮捕されていました。
警察は既に逮捕した3人からの事情聴取や押収した携帯電話の通話履歴などを精査し、森北容疑者が浮上したということです。
盗まれた車は9時間後に浪速区内で乗り捨てられているのが発見されましたが時計はなく、今もほとんどが見つかっていないということです。
警察は森北容疑者ら2人の認否を明らかにしていません。
警察は森北容疑者らが指示役とみて、当時の状況を詳しく調べています。
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