長崎スタジアムシティ内の「ハピネスアリーナ」こけら落としが、19日長崎市出身のシンガー・ソングライターさだまさしさんらによる「能登半島被災地支援チャリティーコンサート」として行われました。
「ハピネスアリーナ」のこけら落としコンサートは、ことし1月に発生した能登半島地震の被災者に「エールを届けたい」というさださんの思いに賛同した岩崎宏美さん、グレープ、ゴスペラーズ、スガ シカオさん、水谷千重子さん5組のアーティストも参加し、開催されました。
チケット代・5千円の全額が被災地支援に役立てられることになっています。
さだまさしさん:
「能登は1年2年で元のようには戻りません。それほどひどいダメージを受けて、さらに9月の水害で追い打ちをかけるようにひどい目に遭いました。音楽を届けることで、動かなくなった心が少しでも動くことが可能ならば、我々もそこで役に立ちたい」
席数5千に対する応募総数は、およそ4万8千に上りました。最後は、長崎の新たなランドマークから、被災地に向け全員で声援を送りました。
■コンサートでー
さだまさしさん:
「みんなで『能登がんばれ!』叫ぼう。僕が音頭とるから合わせてください!『能登がんばれー』(がんばれー!)『能登がんばれー』(がんばれー!)『能登がんばれー』(能登がんばれー)いいねえ…これいいよすごい!」
観客:
「能登への支援をしたいという気持ちがよく伝わりました」
「(被災地の様子を)テレビで見ていて何か応援できたらいいなと思ったので(チケットが)当たって本当に良かったです」
さだまさしさん:
「すばらしかったね。『能登がんばれ!』と言った時のみんなの『能登がんばれ』という声が、胸にキュンときた。きっと能登の人にも僕らの思いだけは届くと思う」
本格始動となった「長崎スタジアムシティ」。長崎の地から、平和そして地域創生を目指します。
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