現職と新人あわせて3人の争いとなった飯田市の市長選挙は、現職の佐藤健さんが再選を果たしました。
飯田市長選挙、最終票です。
▽当選 佐藤健(無所属・現) 3万1417票
▽ 新井信一郎(無所属・新) 8011票
▽ 熊谷章文(無所属・新) 1214票
佐藤さんは57歳、総務省などを経て飯田市の副市長を8年間務め、前回4年前の選挙では当時の現職を破って初当選しました。
20日夜、佐藤さんは飯田市の事務所で支援者と喜びを分かち合い、「厳しい声にもしっかり向き合って、対話と現場主義というこの私の政治信条を貫いて、日本一住みたいまちに向かって一歩一歩着実に進めてまいりたい」と2期目への抱負を語りました。
選挙戦では、環境を軸にしたまちづくりを進めることや、飯田市に建設が予定されるリニア中央新幹線の駅前広場の整備などを訴えてきました。
佐藤さんは、「環境を産業の活性化につなげていくという訴えがどこまで浸透したのか、改めてしっかりと市民の皆さんに話をして私のビジョンを理解してもらった上で、実行していかなければいけない」と述べました。
投票率は52.13%で、前回4年前の選挙を11.86ポイント下回りました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。