天皇陛下と長女の愛子さまが宮内庁楽部による雅楽の定期演奏会をそろって鑑賞されました。
20日午後2時半ごろ、陛下と愛子さまが皇居内の宮内庁楽部に到着すると、観客は立ち上がって拍手で迎え、陛下と愛子さまは会釈をして着席されました。
宮内庁楽部が演奏する雅楽は国の重要無形文化財に指定される日本の古典音楽で、20日の演奏会では2列で向かい合って伝統楽器を演奏し、舞や歌を合わせる「神楽歌」が22年ぶりに披露されました。
陛下と愛子さまは、伝統楽器や曲目などについて説明を受けながら熱心に鑑賞し、「神楽歌」について、陛下は「素晴らしいですね」と述べ、愛子さまは「お互いに向き合って(演奏を)合わせるのは大変ですよね」と感想を伝えられたということです。
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