世界遺産のまち岩手県平泉町の中尊寺で20日、「菊まつり」が開幕し境内や参道を彩る菊の花が訪れた人たちを楽しませています。
中尊寺菊まつりは秋の行楽シーズンに訪れる観光客をもてなそうと毎年この時期に開催されており、今回で38回目。本堂近くや参道沿いに並べられた菊およそ300鉢は県内の菊愛好家や地域の小学生らが丹精込めて育てたものです。白、黄色、紫などさまざまな色や形の花が咲き始めています。
20日の平泉町は穏やかな日差しに恵まれた行楽日和で、訪れた観光客は足を止めて菊の花を写真に収めるなどして秋の風景を楽しんでいました。中尊寺菊まつりは11月15日まで開催され、菊審査会が行われる11月2日ごろには本格的な見頃を迎えそうです。
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