今月27日に投開票される衆議院議員選挙の投票率向上につなげようと、宮崎市の商業施設に期日前投票所が、19日から設置されました。
このうち、宮崎市のイオンモール宮崎では、午前中から多くの有権者が訪れ一票を投じていました。一方、串間市では、期日前投票所で既に投票を行った有権者が翌日再び、投票所を訪れ、二重投票していたことがわかりました。
(訪れた人)「一週間に4、5回はイオンには来るんですよ、だから一番手軽でいいです。私たちにとってはほんと便利な場所ですよね」
(宮崎市選挙管理委員会事務局・児玉哲夫 次長)「お買い物のついでに、映画を見るついでに、お食事のついでに、もうついでに期日前投票を気軽に利用していただければといいかなと」
一方、串間市では、期日前投票所で17日既に投票を行った有権者が翌日再び、投票所を訪れ二重投票していたことが明らかになりました。
串間市選挙管理委員会によりますと「既に投票済み」であると期日前投票システムの警告が表示されていたにもかかわらず、受付の担当者が、「有権者を待たせたくない」との焦りから、投票用紙の交付係へ案内したことが原因だということです。
二重投票された投票用紙は、既に投票箱に投かんされていて、投票総数に含まれるということです。
宮崎県選挙管理委員会では、全市町村に対し受付で本人確認を徹底するなど再発防止に努めるよう通知したということです。
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