阪神・淡路大震災の発生から来年で30年となるのを前に、10月19日、大阪府豊中市では災害への備えとして自主防災組織の合同防災訓練が行われました。
この訓練は豊中市の消防が地域住民らで作る自主防災組織を集め毎年行っていて、19日は20団体76人が参加しました。大規模な災害が発生した際には消防による救助や支援が大幅に遅れるケースがあり、被害を抑えるためにも自主防災組織の役割が重要だということです。
参加者らは消防の職員から消火器の使い方やジャッキを使って被災者を救出する方法などを学んでいました。
(参加者)「ジャッキの扱いや土のうの積み方など、ためになる訓練だと思います」
(参加者)「1年に最低1回はしておかないと、実際に使えないなというのが実感です」
市は、訓練を通じて地域の防災力の向上を図りたいとしています。
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