知人男性にダンベルなどが入ったリュックサックを背負わせ川で溺死させたとして殺人の疑いで逮捕された男が、自殺ほう助に罪名を変更した形で起訴されました。

 自殺ほう助の罪で起訴されたのは、大阪府富田林市の無職・井上司被告(61)です。起訴状によりますと、井上被告は自らが受取人になっていた知人男性(当時63)の死亡共済金を得る目的で、去年12月、ホームセンターでダンベルなどを購入し、男性がそれらを重りとしてリュックサックに入れて大和川に入り溺死するのを幇助した罪に問われています。

 大阪府警は井上被告を殺人の疑いで逮捕していましたが、大阪地検は罪名を変更して起訴しました。地検は「証拠の内容を評価した」としています。

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