東京国税局が出品したイタリアの高級自動車「フェラーリ」(国税庁提供、画像の一部が加工されています)

 東京国税局が19日までにインターネット公売で、イタリアの高級自動車「フェラーリ」を最低入札価格7130万円で出品した。国税庁によると、オークション形式のネット公売で、不動産以外の出品価格としては過去最高額。東京国税局は8~9月、別のフェラーリを5680万円で出品してそれまでの最高額を更新して話題になった。  今回のフェラーリは「F12tdf」で、色はガンメタリック。初年度登録は2017年で、走行距離は約1500キロという。各国税局が他にも腕時計や指輪などを出品した。  ネット公売は、国税徴収法に基づき、滞納された税金を徴収するために差し押さえた財産を強制的に売却する手続きの一つ。売却代金は滞納税金などに充てられる。国税庁の担当者は「適正かつ公平な課税・徴収のため実施している。フェラーリ以外にもさまざまな財産があるので、多くの方に関心を持ってもらい、参加してほしい」と話した。  公売は「KSI官公庁オークション」で実施される。参加申し込みは30日まで、入札期間は11月11~13日。


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