秋の高校野球東北大会準決勝が18日、福島県いわき市で行われ、聖光学院が快勝し、東北で3枠のセンバツ出場をほぼ確実にしました。

水津邦治アナウンサー「勝てば来年春のセンバツに大きく前進する聖光学院。試合は間もなくです」

2年ぶりに準決勝にコマを進めた聖光学院。相手は、山形第3代表の山形中央です。先発は、準々決勝の仙台育英戦で好投したサウスポーの大嶋。安定した投球で、山形中央打線を抑えます。

試合が動いたのは3回のウラ、聖光の攻撃。ヒットとフォアボールで2アウト3塁1塁のチャンスを迎えます。ここで、3番菊地がライトにタイムリーヒット!聖光が先制します。

聖光・菊地政善選手(2年)「ちょっと詰まったかなと思ったが、うまくいい所に飛んでくれてよかったです」

続く4番の竹内もタイムリーヒットを放ち、2対0とします。

勢いに乗る聖光はその後も打線がつながり、6回を終えて7対0と大きくリード。山形中央のエース小坂を攻略しました。大嶋は、7回に1点を奪われたものの、安定した投球で山形中央打線を抑えます。

7対1で山形中央に快勝して、決勝へとコマを進め、3年ぶりのセンバツ出場に大きく前進しました。

山形中央 000 000 100 /1
聖光学院 002 221 00× /7

聖光・菊地政善選手(2年)「自分が打ったというよりチームがひとつ勝って神宮(東北大会優勝)という目標につなげられたのが大きいです」

準決勝のもう1試合、青森山田対花巻東は、雨のため、19日に順延となりました。この試合の勝者と、聖光が20日に決勝で対戦します。

春のセンバツの東北地区の出場枠は3枠で、準決勝に進んだ4校から選ばれる可能性が高いとみられていて、決勝に進出した聖光学院は3年ぶりのセンバツ出場が有力となりました。

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