きのう夜、宇都宮市で路面電車の「LRT」が、軌道敷内を歩いていた70代の男性にぶつかり、男性は足の骨を折る大けがをしました。去年8月の開業以来、LRTによる人身事故は初めてです。
きのう(17日)午後10時20分ごろ、LRTの指令センターから「LRT車両が歩行者と接触し、70代の男性が足から出血している」と110番通報がありました。
警察によりますと、事故が起きたのは、宇都宮市内にある清原地区市民センター前停留場とグリーンスタジアム前停留場の間で、宇都宮駅方面に向かっていたLRTが、軌道敷内で自転車を押しながら歩いていた76歳の男性に気づき、ブレーキをかけたもののぶつかったということです。
男性は病院に運ばれましたが、左足の骨を折る大けがです。
LRTは全線で一時運転を見合わせましたが、およそ45分後に上下線で運転を再開しました。
運行会社によりますと、LRTによる人身事故は、去年8月26日の開業以来、初めてです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。