高病原性の鳥インフルエンザの陽性が確認された北海道厚真町の養鶏場について、北海道は18日、飼育している鶏1万9000羽の殺処分を終了したと発表しました。
道によりますと、10月16日に厚真町の養鶏場で飼育していた鶏 約120羽が死んでいるのが見つかり、遺伝子検査で高病原性鳥インフルエンザA型の「陽性」と確認されました。
この養鶏場では、約1万9000羽の鶏を「食肉用」として飼育していて、道は18日午前7時にすべて殺処分したと発表しました。
道は21日までに養鶏場の消毒などの措置を終える方針です。
養鶏場での鳥インフルエンザ発生は今シーズン、全国で初めてです。
鈴木直道知事は、17日道の対策会議で「発生農場を中心とした迅速な防疫措置に全力を挙げていただきたい。これ以上のまん延の防止に向けて、万全の態勢を整えていただくようお願いする」と話し、国に対し防疫措置への財政支援や国民への正確な情報提供を要請しています。
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