27日午前、岩手県奥州市の市道で、軽乗用車が道路をはみ出して壁に衝突する事故があり、運転していた80代の男性が亡くなりました。亡くなったのは奥州市胆沢小山の無職、菊池長治さん(83)です。警察によりますと、きのう午前11時半ごろ、奥州市江刺愛宕の市道で、菊池さんが運転する軽乗用車が走行中に道路をはみ出してコンクリートの壁に衝突しました。菊池さんはろっ骨を骨折する重傷で市内の病院に運ばれましたが、およそ5時間後に亡くなりました。死因は外傷性ショックです。現場は水田の広がる見通しの良い直線の道路で、警察が詳しい事故の原因を調べています。

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