解散から投開票日まで18日間と、戦後2番目に短く短期決戦となっている今回の衆院選。
市町村の選挙管理委員会も10月27日の投開票日に向け慌ただしさを増しています。
甲府市の選挙管理委員会は山梨県内で最も多い61の投票所を急ピッチで確保しました。
この時期はイベントが多く、一部の小学校は投票日が運動会の予備日となっていて、投票会場の体育館を使うところもあります。
甲府市選挙管理委員会 丸山利彦事務局長:
「体育館を半分に区切って(運動会の)控室と投票所という形で準備させてもらう」
ー運動会と重なったら?
甲府市選挙管理委員会 丸山利彦事務局長:
「駐車場は警備員を配置して、運動会と分けて駐車場を用意して、そちらに停めてもらう流れにしている」
また開票所は総合市民会館ではなく、甲府商業高校の体育館で行うことになりました。
甲府市選挙管理委員会 丸山利彦事務局長:
「大きなイベントが入っていて(総合市民会館では)できないとのことで、色々探したんですが、甲府商業高校で部活を日曜日に高校生にあけてもらって開票ができる準備になった」
一方こちらは笛吹市。
もともと27日は市長選と市議選の投開票日となっていて、ここに衆院選が加わりました。
市長選は無投票の公算が大きいものの、国政選挙と市議選のダブル選挙は市制誕生から20年の間で初めてです。
懸念されたのが投票箱。
衆院選の場合、小選挙区と比例代表、それに最高裁判所裁判官の国民審査と3つの投票箱が必要です。
職員は合併前の町村の在庫を確認するなど、投票箱の確保に奔走し、なんとかメドが立ったといいます。
各地で慌ただしく準備が進む中、16日に期日前投票が始まりました。
甲府市には初日、前回の衆院選より175人多く投票に訪れたということで、選挙管理委員会は、これから投票の呼びかけも強化します。
甲府市選挙管理委員会 丸山利彦事務局長:
「当日投票にいけない方は期日前投票を利用してもらって貴重な一票を投じてもらいたい」
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。