ノーベル平和賞に日本被団協が選ばれたことを受けて、広島県内の被爆者団体が声明を発表し、被爆80年に向けた決意を語りました。

声明を発表したのは、県被団協など広島の被爆者7団体です。声明では、受賞につながった日本被団協の活動について「国内外多くの被爆者の団体、個々人の努力のたまもの」などと指摘しました。
そのうえで、「日本が核兵器禁止条約に参加し、核保有国を誘導する役割を果たさなければ国際的な栄誉と期待を裏切ることになる」と強調しました。

日本被団協 箕牧代表委員
「世界中に日本のノーベル平和賞が注目されている。これからがスタートだと。核兵器の廃絶を訴えていかんと」

被爆者7団体は今後、「受賞を励みに被爆80年に向けて決意を新たに命ある限り訴え続けたい」としています。

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