福岡市東区で酒を飲んで車を運転したうえ、衝突事故を起こしたにもかかわらず警察に報告しなかったとして会社員の男が逮捕されました。
男は容疑を認めているということです。
酒気帯び運転と報告義務違反の疑いで逮捕されたのは東区青葉に住む会社員の伊崎恵容疑者(72)です。
伊崎容疑者は10月13日午後4時50分ごろ、東区八田の市道で酒を飲んで軽乗用車を運転したうえ、対向車と衝突する事故を起こしたのにもかかわらず警察に報告しなかった疑いが持たれています。
軽乗用車と対向車はともに右ミラーが衝突し、井崎容疑者と対向車を運転していた女性(70代)にけがはありませんでした。
警察によりますと、「当て逃げ事故を目撃した」と警察に通報があり、その約10分後に井崎容疑者が乗った軽乗用車が自宅駐車場の壁に衝突しているのが見つかり、駆けつけた警察官が青葉容疑者の呼気を調べたところ基準値の3倍を超えるアルコールを検出。
青葉容疑者が乗った軽乗用車が通報時の目撃情報と特徴が似ていたことから防犯カメラなどで裏付け捜査を進めた結果、17日の逮捕に至りました。
取り調べに対し、伊崎容疑者は「その事実に間違いありません」と容疑を認めているということです。
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