ソチオリンピック™スキージャンプの銅メダリスト竹内択(たけうちたく)選手が、子どもたちのジャンプ大会を飯山市で開きました。
次世代の選手の育成につなげたい。
竹内選手の思いとは?
飯山市で12日に開催された「team taku CUP(チームタクカップ)」。
ソチオリンピックの銅メダリストで地元飯山市出身の竹内択選手が主催する子どものためのスキージャンプの記録会で、今年で5回目を迎えます。
team taku 竹内択選手:
「ジャンプ台でお祭りをという企画でやらせてもらっていて、海外のワールドカップって本当にお祭りがその場であるようなイベントになっていて、3万人4万人とお客さんが来て、本当に楽しい空間になっているんですけど、日本だとまだそういったイベントがないので、team takuとしてそういったことを企画しようと」
少子化や雪不足なども影響して競技人口が減る中、ジャンプの魅力を知ってもらうきっかけにしたいと企画しました。
この日は、県の内外から参加した小中学生およそ100人が、日頃の練習の成果を披露しました。
優勝した中学生:
「一本目、結構失敗しちゃったので、二本目すごく緊張していたんですけど、逆転優勝することができてよかったです。ジャンプがもっと有名になっていってくれたらうれしいので、こういう大会を開催してもらえてすごくうれしいです」
男女1人ずつの優勝者に贈られるのは、スロベニアで行われるワールドカッププラニッツァ大会の観戦招待!
竹内選手がteam taku CUPを開催する時にモデルにした大会で、初めて招待が実現します。
team taku 竹内択選手:
「(本場の大会を観戦して)スキージャンプってこんなに人を魅了するんだよということを体感してほしいし、スポーツは人間しかできないことで素晴らしいことだと思うので、いろいろなことを体感してほしいなと思います」
ジャンプ競技の後にはランディングバーンで子どもたちのそり滑り体験も開催!
子ども:
「滑るところが楽しかった」
子ども:
あと何回やりたい?
「1億回、1兆!」
オリンピックメダリストたちによるトークショーも開かれました。
葛西紀明選手、伊藤有希選手、小林陵侑選手が登場し、参加者の質問に答えたり、竹内選手の銅メダルに参加者が触れたりたりして盛り上がりました。
参加者:
「(竹内選手が)盛り上げてくれることが本当にありがたい。もっと子どもたちのジャンパーが増えてくれればいいなと思います」
team taku 竹内択選手:
「team takuとして現役でオリンピックを目指しているっていうのももちろんあるし、こういったイベントを通してスキージャンプをもっと長野県から広めていきたいという思いでやっているので、もっともっとこのイベントを飯山だけではなくて、白馬とか、ジャンプ台、長野にいっぱいあるので、そういった企画をしていければなと思います」
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。