香川県は、小豆郡内に住む70代の女性が、マダニにかまれることで起こる感染症「日本紅斑熱」で死亡したと発表しました。
香川県によりますと、女性は10月7日に発症。発熱、発疹、播種性血管内凝固症候群、肝機能異常の症状があり、入院して治療を受けていましたが、死亡したということです。
マダニにかまれたことでおこる感染症「日本紅斑熱」とみられています。
「日本紅斑熱」は、「リケッチア ジャポニカ」という病原体に感染しているマダニ類にかまれてから、2~8日後に高熱と発疹で発症します。刺し口があることや、発疹にかゆみがないのが特徴で、重症化した場合は、多臓器不全などを起こして死亡することもあります。
香川県感染症対策課によりますと、7~9月をピークに4~11月の間に発生がみられ、夏を中心に発生するといわれていましたが、12月にも発生したことがあるといいます。
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