10月17日は“地球から一番近い満月”となり、今年見える満月で最も大きく見える『スーパームーン』です。
国立天文台によりますと、17日午後8時26分に満月を迎え、地球から月までの距離(地心距離)は約35万7000kmとなります。
地球から“一番遠い満月”となった「マイクロムーン」(今年2月24日)は地心距離が約40万6000kmで、両者を比べると、『スーパームーン』のほうが約14%大きく見えるということです。
地球の周りを公転する月の軌道は楕円形をしていて、地球と月との距離は一定ではなく、地球や太陽の重力を受けて変化することから、地球から月までの距離が近かったり遠かったりするのです。
なお国立天文台によりますと、9月18日の満月も地球に近く、地心距離は約35万7500kmだったということで、10月17日の満月では視直径がわずかに違うということです。
17日は北海道や東北、沖縄では晴れる所が多くなる見込みで、『スーパームーン』を見られるチャンスがありそうです。
一方、関東甲信や北陸、東海、近畿、中国では雲が広がりそうで、雲の切れ間からチャンスがあるかもしれません。また四国や九州では所々で雨となりそうです。
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