次に観測できるのは8万年後といわれる「紫金山・アトラス彗星」の連続撮影した画像が届きました。14日午後6時すぎ、富山県砺波市の夢の平スキー場付近で撮影されたもので、36倍速の動画に編集すると、流れる雲の奥で “大きなほうき星” が尾を引く様子が見られ、壮大な宇宙のロマンを感じさせます。
撮影したのは、富山県天文学会の須藤健太郎さんです。
この動画は、天体望遠鏡で連続撮影した写真をつなげたもので、実時間のおよそ36倍速になっています。
須藤さんは30数年前、ともにハレー彗星の観察に挑戦したおさななじみと、今回観測に成功。
観測した場所は違いますが、宇宙空間の珍しい現象を同じ瞬間に立ち会うことができ、ともに喜びを分かち合ったということです。
気象条件にもよりますが、紫金山・アトラス彗星は、10月20日頃までの日没1時間後、西の空で観察できるということです。
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