生活困窮者らが過ごす自立支援施設に入所していた男が、隣の部屋の男性に暴行を加え、その後死亡させた疑いで逮捕されました。
暴行のきっかけは、テレビの音量をめぐる騒音トラブルとみられます。
傷害致死の疑いで逮捕されたのは住所不定・無職の與那嶺通孝容疑者(45)です。
警察によりますと、與那嶺容疑者は、10月12日午後1時すぎ、入所していた兵庫県尼崎市内の自立支援施設で、隣の部屋に住む59歳の男性の顔面を殴ったり、腹を膝蹴りにする暴行を加え、その後、死亡させた疑いが持たれています。
テレビを大音量で見ていた與那嶺容疑者に、男性が「静かにして」と注意したことに怒って、暴行が行われたと見られます。
男性は、暴行を受けたあと病院に行き、ケガはないと診断されたということですが、15日の朝に施設の職員がベッドで死亡しているのを発見しました。
死因は腹部の内出血で、暴行を受けた際に出血していたとみられるということです。
與那嶺容疑者は警察の調べに対して「間違いありません」と容疑を認めているということです。
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