高級腕時計「ロレックス」150点以上、総額約2億8000万円相当を配送中に車ごと盗んだとして、山口組系の傘下組員の男ら2人が逮捕された事件で、現場から逃走し公開手配されていた男の身柄が新潟県内で確保され、逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、住居不定・自称アルバイトの村田徹容疑者(52)です。
警察によりますと、村田容疑者は今年5月、大阪市中央区の路上で配送業者の軽ワゴン車を盗んだ疑いがもたれています。車には高級腕時計「ロレックス」172本、約2億8000万円相当が積まれていました。
この事件を巡っては、既に六代目山口組系の暴力団員で住所不定の大西真也容疑者(52)と住居不定・無職の吉川俊男容疑者(55)が逮捕されています。
村田容疑者はリーダー格とみられていて、10月16日に公開手配され、警察が行方を追っていました。
その後、16日午後8時前に村田容疑者が自ら公衆電話から「公開手配されている。出頭したい」と110番通報し、新潟県妙高市内で身柄が確保されたということです。
警察は村田容疑者の認否を明らかにしていません。
盗まれた車は9時間後に浪速区内で乗り捨てられているのが発見されましたが時計はなく、今もほとんどが見つかっていないということです。
警察は他にも事件にかかわった人物がいるとみて、捜査を進めています。
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