魚津市の新川高校では16日、富山県知事選と衆院選の臨時の期日前投票所が開設されました。選挙事務を行うのも投票するのも高校生です。
これは10月27日投開票の富山県知事選・衆院選を前に18歳以上の高校生などの若い世代に、選挙に関心を持ってもらおうと魚津市選挙管理委員会が企画したものです。
魚津市によりますと富山県内で初めての取り組みということです。
魚津市選挙管理委員会事務局 広田彰局長代理
「4月に実施しました市議会議員選挙において、全体的に投票率が低調な結果となりまして、なかでも10代や20代といった若い世代の投票率が特に低い状況となりましたので、若い世代の投票率の向上と主権者教育の一環としまして、今回こういった新たな取り組みをしました」
この日は、選管の担当者から指導を受けた新川高校の2年生が会場の案内や入場券の受付、投票用紙の交付などの選挙事務を担当。18歳以上の高校3年生や教職員、地元住民らが意中の候補者に一票を投じました。
投票を終えた生徒は…。
初めて投票した3年生の生徒
「はじめて投票したのですけど、緊張してどこをみていいのかわからなくて、とても緊張しました」「自分の一票で変わるかもしれないのですけど、この一票でいい富山県にしてくれるだろうと思って投票しました。せっかくもらった権利なので、自分の作りたい国とか県になっていくと思う」
選挙事務を体験した2年生
「もっと大きな会場で、たくさんの人が入れ違いぐるぐるやってくると思っていたので、きょうみたいに小さい部屋で少し意外でした。選挙に行くときは受け答えをはきりしたいと思いました」
選挙事務を体験した2年生
「あまり選挙にことについて考えてこなかったので、考えなきゃなと思いました」
新川高校での臨時の期日前投票所は16日限定で行われました。
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