富山市の小学校再編を巡り浜黒崎小学校と大広田小学校2つの小学校の校区の住民が16日、統合することに賛成する申し入れ書を富山市に提出しました。

富山市教育委員会の宮口克志教育長に申し入れ書を提出したのは、浜黒崎小学校と大広田小学校の地域住民やPTAでつくる統合検討協議会の針山常喜会長ら4人です。

協議会は、これまで少子化で児童数が減少している現状に対し、「より充実した教育環境を提供するためには、両校の統合は避けて通れないもの」として浜黒崎小学校と大広田小学校の統合について協議を重ねてきました。

16日提出した申し入れ書では、統合の時期を再来年の4月1日とすることや統合先を大広田小学校とすること、浜黒崎小学校の児童にはスクールバスを運行することを提案しています。

富山市教育委員会 宮口克志教育委員長
「子どもたちの教育環境をよりよくしてほしいという願いが今回の申し入れに込められていると思っていますので、市長部局としっかりと連携して取り組んでいかなければならないと決意したところであります」

富山市は12月に統合準備協議会を設立し、学校名などについて協議を進めていくということです。

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