去年、仙台市内の老人ホームで入所者の女性に医師が処方していない薬を摂取させたとして介護士の男が逮捕された事件で男が摂取させたのは、睡眠薬だったとみられることが新たに分かりました。

この事件は去年11月、仙台市太白区の特別養護老人ホームで、95歳の入所者の女性に医師から処方されていない薬を摂取させ、意識障害にさせたとして老人ホームに勤めていた介護士の庄司豊容疑者44歳が逮捕されたものです。

その後の捜査関係者への取材で、庄司容疑者が女性に摂取させた薬は睡眠薬だったとみられることが新たに分かりました。また、庄司容疑者は当時、介護士としてこの女性を担当していたということです。

これまでの取り調べに対し、庄司容疑者は容疑を否認しています。警察が当時の状況などを詳しく調べています。

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