15日に公示された衆議院選挙は、16日から福島県内各地で期日前投票が始まり、初日から多くの有権者が投票を済ませていました。
佐々木夢夏アナウンサー「福島市役所のエントランスに設けられた投票所です。朝から続々と有権者が訪れて一票を投じています」
県選挙管理委員会によりますと、期日前投票所は県内198か所に設けられ、原発事故の影響で住民が避難している双葉町では埼玉県加須市にも期日前投票所を設置しています。
今回の選挙は解散から投票日までがわずか18日と短いことから、地域によっては入場券の発送に多少の遅れが出ているものの、大きな影響はないということです。
福島市役所の期日前投票所では、今回から新たに障害がある人などがスムーズに投票を行うためのボードも用意され、午前中から多くの人が小選挙区と比例代表にそれぞれ投票していました。
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3年前の衆院選で期日前投票を利用した人はこれまでで最も多い39万人あまりで、投票全体のおよそ4割を占めました。期日前投票は、一部の投票所を除き、投票日前日の26日まで行われます。
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