SNSなどでメンバーを集めて犯罪を繰り返す「匿名・流動型犯罪グループ=トクリュウ」の対策強化のため岩手県警は15日、対策チームを立ち上げて初会合を行いました。

「匿名・流動型犯罪グループ」とは、SNSや求人サイトで集まったメンバーを実行役に、詐欺や強盗などさまざまな犯罪を繰り返す新たな形態の犯罪組織です。

県警は9月2日、およそ100人体制の部署横断型の対策チームを設置し、16日初会合を行いました。
県警によりますと、県内では4月から9月末現在で「トクリュウ」とみられる摘発事案が4件発生しています。

(刑事部・組織犯罪対策課 稲辺英之次長)
「情報を集約して共有し、効率的に捜査を進めていくことで効果は期待できると思います)」

県警は対策チームを中心に被害の防止や捜査強化に取り組む方針です。

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