羽がついたような種の形がグライダーのモデルになったとされる、つる性の植物「ハネフクベ」が本部町の海洋博公園で実をつけました。

ヒョウタンカズラとも呼ばれる「ハネフクベ」はインドネシアやマレーシアが原産のツル性植物で、海洋博公園にある熱帯ドリームセンターが2022年に国内で初めて実を付けることに成功しました。

熱帯ドリームセンターで今年も人工授粉を試みたところ、6月下旬ごろから合わせて4つの実が実りました。

「ハネフクベ」の種は、より遠くへ飛ぶため幅12センチから15センチ程のブーメランのような大きな羽がついていて、その形は、大空を滑空するグライダーのモデルになったとされています。

訪れた人たちは種が風を受けてひらひらと舞う様子を興味深そうに眺めていました。ハネフクベの種の舞いは10月いっぱい楽しめるということです。

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