今年10月、警察官や検事などをかたって札幌市の60代の女性に電話をし金をだまし取ろうとしたとして、20代の男2人が逮捕されました。
詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、栃木県宇都宮市に住む23歳の自称・アルバイト作業員の男と、住所、職業ともに自称の栃木県宇都宮市に住む21歳の無職の男です。
警察によりますと、2人は、氏名不詳の別の人物と共謀し、10月7日から11日までの間に、札幌市手稲区に住む60代の女性に対し、警察官や検事などを名乗って電話をし、「口座に入っている現金を犯罪によるものか識別するために400万円を下ろせ」などと嘘を言って、埼玉県内の住所に現金400万円を送金させてだまし取ろうとした疑いが持たれています。
詐欺であることに気づいた女性が警察に通報。
現金の送付先として指定されていた埼玉県内の住所で警察が張り込んでいたところ2人が現れたため、その場で逮捕しました。
警察は2人の認否を明らかにしていませんが、他にも共犯者がいるとみて調べをすすめています。
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