フランスのパリで行われるファッションブランドの新作発表会「パリコレ」。その大舞台を夢見ていた11歳の少女が、9月にパリコレデビューを果たしました。
■「冨永愛さんに憧れて…」11歳の少女、夢の大舞台に
世界が注目する夢の舞台「パリコレ」。そのランウェイを歩く11歳の少女、兼松雅さんです。
兼松雅さん(11)
「冨永愛さんに憧れていて、何回もパリコレに出ていて。私もあぁいうかっこいい人になりたい」
雅さんは富山県の小学校に通う5年生。転機が訪れたのは今年5月。
パリコレに招待された子ども服ブランド「リノペペ」のオーディションを受け、見事ランウェイを歩くモデルに抜擢されました。
兼松雅さん(11)
「言われたときはもう実感がなくて、夢なのかなと思った。とても緊張しています」
パリコレのステージを2か月後に控えるなか、衣装のサンプルが出来上がりました。
雅さんの長い手足を活かしたマーメイド型のスカートが特徴。リボンやフリルでかわいらしさを出しつつ、洗練されたイメージに仕上がっています。雅さんも自分の姿に…
「わぁっ」
「かわいいよね、似合ってるよね」
「グッジョブ」
衣装が決まり、ウォーキングレッスンもよりパリコレを意識したものに。
モデル・講師 池端忍さん
「これぐらい(足を)開いちゃうと裾がバーンと開いちゃうから。結構(足の開きは)小さめがいいかも」
あくまでも主役は衣装。その魅力をより引き立たせるのがファッションモデルの役目です。
今回は、裾が絞られたデザインに合わせて特別なウォーキングを練習。
兼松雅さん(11)
「きのう、衣装を着て歩いたから、きょうも(衣装を)イメージして歩けた。成功させたいなと思う」
そして、迎えたパリコレ当日。
堂々とした姿で、ランウェイを歩く雅さんの姿がありました。
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