内閣発足から戦後最短となる衆院選が15日に公示されました。
新潟県では区割りが変更となってから初めての選挙です。

新潟2区に立候補したのは届け出順に、
立憲民主党の前職 菊田真紀子(きくた まきこ)さん。
無所属の前職 細田健一(ほそだ けんいち)さん。
日本維新の会の新人 井上基之(いのうえ もとゆき)さん。
三つどもえの戦いとなりました。

【立憲 前 菊田真紀子 候補】「この新潟2区、全国注目の“裏金議員”と言われた人の選挙区として注目を集めることとなりました。新潟2区の皆様の良識が問われています」

8期目を目指す菊田さんは自民党派閥の“裏金問題”を厳しく批判し、政策活動費の廃止や企業献金の禁止といった「政治改革を断行する」と力を込めます。

【立憲 前 菊田真紀子 候補】「今回は政治への信頼を取り戻す戦いであります。今こそ政治とカネの問題を根本から変えていく、そのために政権交代を実現して私は政治改革を実現していきたい」

【無所属 前 細田健一 候補】「新潟の課題、日本の課題を安心して託していただいて、新潟を日本を前に進めるのは自公の連立政権なのか、あるいは野党の皆さんなのか、そのことが問われていると私は考えています。その答えは皆さん明らかなんじゃないでしょうか」

解散当日に自民党非公認となった細田さん。「小選挙区で勝つしか生き残る道はない」と訴え、能登半島地震からの復興や農業振興などを掲げて、背水の陣で5期目を目指します。

【無所属 前 細田健一 候補】「とにかく死力を尽くして頑張るというその一点に尽きます。大変厳しい戦いだと思いますので、お一人お一人の有権者の方に訴えが届くように頑張っていきたいと思います」

【維新 新井上基之 候補】「今までの日本の政治というのは不安をあおって負担を増やす、こういったやり方が私は横行してきたと思っています。そうではいけないんです。『古い政治を打ち破る』これをしっかりと成し遂げるため、この12日間、最後まで走りぬいてまいります」

国政選挙 初挑戦となる井上さんは「古い政治を打ち破る」をキャッチフレーズに、福祉施設を経営してきた経験を活かして持続可能な社会保障制度の実現などを訴えます。

【維新 新井上基之 候補】「いつ始まるかわからない戦いだったんですが、いよいよかということで、本当に高ぶっているというか、しっかりと戦い抜いていくという気持ちでおります。少子化対策、あるいは高齢化社会に対して何ができるのか、この辺りはしっかりと訴えたいなと思っています」

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