宮城県が閉店を決めている東京都内のアンテナショップについて、店を運営する協会は、来年1月に都内の別の場所で後継の店をオープンさせることを決めました。

東京の東池袋にある「宮城ふるさとプラザ」は、店を設置する県が「費用対効果が合わない」などとして年内をめどに閉店させることを決めていました。店を運営する県物産振興協会によりますと、買い物客や取引先から存続を求める声が寄せられていることを踏まえ来年1月中旬から下旬に、東京都中央区日本橋茅場町に後継の店をオープンさせることを決めたということです。2026年3月頃までの期間限定で、これまでと同じおよそ1200アイテムの品ぞろえは維持したいとしています。

アンテナショップの閉店の発表を受け、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの2人もラジオ番組で存続を訴えるなど反響が広がっていました。

協会は、「首都圏での交流拠点を無くしてはいけない」「今後も宮城の魅力や情報発信に努めたい」などとコメントしています。

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